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タイトル
「小さな化石から探る地球の気候変動」
「化石」と聞くと、恐竜やマンモスのような博物館にかざられている大きなものを想像すると思います。しかし、「化石」になるのは大きな生物だけではありません。
海の中をのぞいてみると、目ではみえないくらい小さいプランクトンがたくさんいます。そうしたプランクトンも化石となり、昔の地層からたくさん見つかるのです。
ではそんな小さなプランクトンが一体何の役に立っているかって?実は、プランクトンの化石は地球の大きな気候変動を知るのに欠かせない化石なのです。
私の研究室では、小さな化石を顕微鏡でのぞきながら筆を使って一つ一つ拾い出し、分析しています。プランクトンの化石はどのくらい小さくて、その化石からどんなことがわかるのか、ぜひ一緒に学んでみましょう。
博物館の展示では、大きな化石の影に隠れて日の目をみない小さな化石ですが、その魅力をみんなで発見していきましょう!
ワークショップ
プランクトンの化石を実際に手に取って観察しよう!
【気候の歴史博士 久保田好美先生プロフィール】
国立科学博物館 地学研究部 環境変動史研究グループ
大学院から気候変動の研究に興味を持ち始め、プランクトンの化石を使った気候変動の研究を行ってきました。何百万年という長い時間の地球の気候や海の変動が小さな化石からわかるというところに魅力を感じています。
経歴
2007年3月 京都大学 総合人間学部 卒業
2013年3月 東京大学大学院 理学系研究科 地球惑星科学専攻 博士課程修了
2013年4月〜 国立科学博物館 地学研究部 環境変動史研究グループ 研究員
先生の活動がみられるので、
是非アクセスしてみてね♪
👈【国立科学博物館公式】
かはくチャンネル
小さな化石(地学研究部・久保田好美)