運営者

代表  宮原 聖子

兵庫県出身、神奈川県在住。
飲食業界、アウトソーシング業界での人材育成、
さらには育児を通して、幼少期の教育の重要性を感じ、
「こんな習い事ってないのかな」という発想から
“たねまきめぶき”を始動。

◆◆プログラムを企画することになった背景◆◆
私、宮原聖子は長崎大学水産学部を選んで入学し、卒業しております。
好きで選んだはずの道でしたが、浅はかな私は社会人になってからのビジョンを持たずに大学生になり、あっという間に卒業か大学院への進学かというタイミングになってしまいました。あまりに何も考えていなかったので大学院へ進む決心もつかず、まったく無関係の業界で就職いたしました。ちょうど就職氷河期で、就職先をそれほど選べる立場でもなかったこともあります。残念ながら、それまでの学びは中断を余儀なくされました。

ただその後、新たに、仕事のなかで大学生や主婦のアルバイト指導などを通じ人材育成の面白さに気が付きます。結局、社内研修やOJT、品質管理など様々な角度から、10年近く社会人の教育に携わってきました。
約10年、試行錯誤しながら、研修・個別指導・面談など様々な方法でスキルアップをしていただくようサポートしてきましたが、どうしても超えられない壁がありました。それは、仕事に必要な知識や表面的なスキルは学習してもらえますが、視野の広さ、思考力、柔軟性、忍耐力など、昨今「非認知能力」として認識が広まっている能力は、社会人への教育ではどうすることもできないということでした。大人になってしまった方に対して、力及ばずなことばかりで、なかなか難しい課題だと痛感しておりました。

並行して、出産を経験し、ワーキングマザーとして育児を始めるのですが、預けた保育園での教育姿勢に疑問を持つようになりました。その結果、退職を決め、専業主婦として育児に専念することにいたしました。現在、8歳と2歳の息子2人の母です。社会人への教育とは違い、こどもの吸収力のすごさに驚かされる日々で、この時期にできるだけ多くの刺激を与えてあげることは非常に大きな効果があると感じます。

上記の流れがあり、こどもの教育事業へ次第に関心が高まり、たねまきめぶきの企画着想へと至ります。自身の反省も込めて、自分の人生をしっかり設計できるこどもが一人でも増えるように何かできないかと考えてのことです。

従いまして、たねまきめぶきでは知識の習得を目的としておらず、真剣に生きている多くの大人に出会い、コミュニケーションをとり、自分で感じて考えることを繰り返したいと思っております。
大人もワクワクするような、実験・体験を通して、世界の広さや面白さを感じ、そして社会の明るい未来を担うこども達に色んな種をまきましょう。