〔2023年度〕言語教育の先生 吉田研作先生による「世界の言葉に興味をもってみよう」

6/3(土)18:00~19:00 (終了しました!)

実施報告

吉田先生がお話してくれる言語学について、小学生のうちからすでに興味をもっているということは少ないのではないでしょうか。自分の母語である日本語、そして英語なら普段の生活でも目にすることがありますが、それ以外の言語についてはご家庭で特別な経験がなければあまり知ることが無いと思います。その中で、こども達はたくさん想像して話を聞いてくれました。
冒頭で、「辞書をつくってきた先生だよ」と紹介した時、こども達は目を丸くしていたのが印象的でした。辞書って「あるもの」ではなくて、「つくる」のですよね・・
そして驚いたことに、前回も受講したことのあるお子様は、前回の内容も記憶にあったようで、それに絡んだ質問もしてくれていました。きっとその時すぐには言葉にならなかった問いを、ようやく時間をおいて先生にぶつけることができた時間だったのではないでしょうか。
こども達の学びの瞬間は、決して話を聞いたその時だけにとどまらないんだなと感じた瞬間でした。

プロフィール

言語教育の先生
吉田 研作 先生

上智大学名誉教授
公益財団法人日本英語検定協会会長

文科省『「英語が使える日本人」の育成に関する行動計画』第1研究グループ・リーダーとして、中高校生の英語力の指標について研究。学習指導要領で求められている英語力を、教師の教え方と生徒の達成度の相関から、現状分析を行っている。

先生の著書が知りたい方はこちら

ワークショップ内容

世界の言葉に興味をもってみよう

日本の英語の先生で吉田研作先生を知らない人はいません。日本の英語教育を、もっとよくしよう、と長い間取り組まれてきました。
ワークショップでは、英語がなぜ便利なのか、世界にはどんな言語があるのか、何が違うのか、など世界で使われる言葉の面白さについてお話しいただきます。


<先生からのメッセージ>
大人になってからではなく、子ども時代こそ自由にやりたいことをやりながら、「あれっ?どうしてこうなるのだろう」「どうすればもっとうまくできるようになるだろう」「なぜコロナウィルスなんてあるんだろう」と、
なぜ、どうして、不思議だ、面白い、、、という気持ちを育てることが一番大切です!

過去の実施記録

・2021年度
・2022年度

言語がなくなっていく現実、珍しい言語、そして最近発見された言語、、、
小学生が分かりやすいように、動画を使っていろいろな言葉を紹介してくださいました。
たねさんが幼いころにきいた「おぶー」という方言について質問したところ、「方言」と「言語」の境目は案外曖昧であることも教えてくださいました。「日本語の方言」というのか「独自の言語」というのかはその土地の人の主張によるところが大きいというのです。
アジアの山岳地帯には、村ごとに異なる言語が存在するそうです。もちろん、単語や用法も異なるそうですが、「隣の村とは違う言葉だ」という姿勢には、プライドを感じました。
こども達は何を感じたでしょうか。時間を少しおいて、また聞いてみたいなと思います。