4/29(土)18:00~19:00 (終了)
実施報告
たねまきめぶきで、毎年お世話になっているマナティー博士、こと菊池夢美先生ですが、今年のプログラムは新しいものをご用意くださいました。なんと、マナティーの形をしっかり学べるようパズルを使用したり、赤ちゃんの保護の様子がよくわかるように動画や写真で見せてくださったり、研究者になったつもりで考えるワークがあったりと、盛りだくさんでした!
初参加のこども達も、質問タイムには我慢できない様子で手を挙げていました!この元気な様子こそ、たねまきめぶきらしい時間だなと思います♪先生、今年もありがとうございました!
プロフィール
マナティー博士
菊池 夢美 先生
一般社団法人マナティー研究所 理事
京都大学野生動物研究センター 研究員
2007年からブラジルの国立アマゾン研究所とマナティーの行動研究を開始.
2010年に東京大学大学院農学生命科学研究科にて博士号(農学)を取得.
2014年から京都大学野生動物研究センターの研究員として所属.
2017年6月18日「情熱大陸」出演.
2018年一般社団法人マナティー研究所を設立.
2019年からカメルーンのアフリカ海生ほ乳類保護団体とアフリカマナティー保全事業を開始.
ワークショップ内容
マナティーってどんな動物?
マナティーの生態、研究、保全の現場についてお話していただきます♪マナティーのパズルを完成させるワークを通して、マナティーの体の形をじっくりみる時間もありますよ♪
過去の実施記録
・2021年度
・2022年度
昨年度までは、「アマゾンの生きものを絵に描いてみよう」というタイトルでワークショップを行いました。
先生は「研究の魅力とは、あたらしい発見ができること」と、とてもストレートな表現で教えてくれました。自分しか知らない新事実を見つけた時の喜びというのは、研究者でなくても想像できると思います。それをずっと追い続けているマナティー博士の目が輝いているのは当然のことなのかもしれませんね。
こども達は、先生のお部屋をみて「マナティーがたくさん!」とか、先生が見せてくれるアマゾンの写真をみて「おお!」とか、素直に反応して喜んでくれていたのが印象的でした。
こども達には、たくさんの素晴らしい大人に会って、その背中を見てほしいと思っているのですが、今回もマナティー博士とのコミュニケーションを通して、その思いをより一層強く感じました。
下の写真は、参加者が描いてくれた「新種」です!