小学生向けオンラインワークショップ(Zoom)
実施日時:2022/10/29(土)10:00~11:00
終了しました!ワークショップの様子、こども達の質問はページの下を見てください♪
カレーを作ったことありますか?
その時、タマネギを切ったら、目にしみて、涙がでてきませんでしたか?
おそらく数千年前から、私たち人間は、タマネギを切るたびに涙を流し、“涙のでないタマネギがあればいいのになぁ”と思ってきたようです。
実は、21世紀になって、“涙のでないタマネギ”ができたんです。
今回は、「タマネギを切るとどうして涙がでるの??」というタマネギのヒミツからスタートして、それじゃあ、涙のでないタマネギをどうやって作ったのかを紹介していきます。
そんなお話のあとは、みなさんに涙のでないタマネギを自分で切ったり、食べたりしてもらいます。
タマネギの不思議を感じる時間になると思います。
【たまねぎ博士 正村典也先生プロフィール】
ハウス食品グループ本社株式会社 アグリビジネス推進部
1989年:ハウス食品株式会社に入社、研究所で、スパイス、微生物の研究を経て、タマネギ研究へ。
2005年:涙のでないタマネギ作出研究をスタート。
2012年:筑波大学から博士(農学)を授与(タマネギ博士)、涙のでないタマネギの作出に成功。
2015年~「涙のでないタマネギ」を世の中に拡めることを進めている。
先生の活動がみられるので、是非アクセスしてみてね♪
☆ハウス食品グループ スマイルボール
実施報告
あらかじめ、スマイルボールというなみだの出ないタマネギをお送りしてスタートした今回のワークショップ。タマネギをじっくり見るということ自体、普段の生活ではあまりないかもしれませんね。そして、タマネギを果物のように食べることなんて、初めて。
これを作るまでの凄まじい道のり、そしてきっかけとなったある”自由研究”について、お話を聞きました。もしかすると、こども達にそのすごさがわかるのはもっと先でしょうか。10年、20年かけて研究すること、何年も何回もチャンスを待って試してみることの凄さは、きっと、自分が同じような経験をしたり、途中で挫折したりした時にわかるもの。
今回のお話、じわりと感動する日が、いつかきますように。
先生のまねをして、ニンニクとタマネギを生のまま混ぜて焼いたら、緑になりました♪
受講者からの質問はこちら↓
・スマイルボールを調理すると、また別の遺伝子が生まれますか?
・このペラペラのものはなんですか?(薄皮について)
・普通のたまねぎと、スマイルボールを混ぜたらどんな味になりますか?
・スマイルボールは、ハウス食品のルーと、S&B食品のルーと、どちらが合いますか?