大学教授、研究者の方へ

たねまきめぶきの取り組みにご興味を持っていただき感謝いたします。たねまきめぶきでは、大学で学ぶ、もしくは研究する意味を小学生のうちから想像できるこどもを増やしたいと思い活動しております。

ご参加いただける先生方にお願いしたい内容は、「ご自身の研究のおもしろさを伝える」ということです。「科学の面白さ」や「学問の素晴らしさ」と似てくるのかもしれませんが、もっと個人的な感覚でお話しいただきたいと思っています。「ここが好き」「この部分の魅力をわかってほしいな」とお感じになるポイントを私たちに少し共有していただきたいのです。
題材自体は、もしかすると、先生方にとっては「こんなことがおもしろいの?」と、驚くほど当たり前の内容が案外こども達に響くこともあります。
例えば、研究室の方々との座談会形式なども相手がこども達であれば不思議と楽しくなります。

そして、こども達には、「難しいことはわからないが、あの先生すごく楽しそうだった」「もっと話を聞いてみたくなった」と思ってもらいたいのです。
興味をもったこども達が、先生の大学へ直接ご訪問するきっかけにもなるでしょう。

是非、みなさんの大学の魅力を伝える入口に、たねまきめぶきをご活用ください。
各大学で実施されているイベントの告知も喜んで掲載させていただきます。

ご質問等ございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

以下、さらにこの企画立案に至った経緯を説明しております。
お読みいただき、共感していただけると嬉しく思い、記載いたします。

私、宮原聖子は長崎大学水産学部を選んで入学し、卒業しております。

好きで選んだはずの道でしたが、浅はかな私は社会人になってからのビジョンを持たずに大学生になり、あっという間に卒業か大学院への進学かというタイミングになってしまいました。あまりに何も考えていなかったので大学院へ進む決心もつかず、まったく無関係の業界で就職いたしました。ちょうど就職氷河期で、就職先をそれほど選べる立場でもなかったこともあります。残念ながら、それまでの学びは中断を余儀なくされました。

ただその後、新たに、仕事のなかで大学生や主婦のアルバイト指導などを通じ人材育成の面白さに気が付きます。結局、社内研修やOJT、品質管理など様々な角度から、10年近く社会人の教育に携わってきました。

約10年、試行錯誤しながら、研修・個別指導・面談など様々な方法でスキルアップをしていただくようサポートしてきましたが、どうしても超えられない壁がありました。それは、仕事に必要な知識や表面的なスキルは学習してもらえますが、視野の広さ、思考力、柔軟性、忍耐力など、昨今「非認知能力」として認識が広まっている能力は、社会人への教育ではどうすることもできないということでした。大人になってしまった方を相手に、なかなかそこを伸ばす手立てが見つかりませんでした。

並行して、出産を経験し、ワーキングマザーとして育児を始めるのですが、預けた保育園での教育姿勢に疑問を持つようになりました。その結果、退職を決め、専業主婦として育児に専念することにいたしました。現在、7歳と1歳の息子2人の母です。社会人への教育とは違い、こどもの吸収力のすごさに驚かされる日々で、この時期にできるだけ多くの刺激を与えてあげることは非常に大きな効果があると感じます。

上記の流れがあり、こどもの教育事業へ次第に関心が高まり、たねまきめぶきの企画着想へと至ります。自身の反省も込めて、自分の人生をしっかり設計できるこどもが一人でも増えるように何かできないかと考えてのことです。

従いまして、たねまきめぶきでは知識の習得を目的としておらず、真剣に生きている多くの大人に出会い、コミュニケーションをとり、自分で感じて考えることを繰り返したいと思っております。

また「真剣に生きている大人」というくくりをさらに絞り、講師を大学の先生方にお願いしたいと考えている理由もございます。多くの子ども達に、大学は小学校・中学校・高校の続きという認識があります。その大学の先生というと、単純に「小学校の勉強もできた人なんだろうな」というイメージがありますので、「今」の学習や生活の続きとして捉えやすく、自分事として認識しやすいのではないかと考えたからです。

個人的な経験がベースになっているのですが、私ように貴重な大学での学びを十分に活かせないまま、人生を送る日本人は少なくないのではないでしょうか。大学の先生方、研究の第一線を担っていらっしゃる研究者の皆様がいかに日々ご多忙でいらっしゃるかは、聞き及んでおります。また、普段の業務とは違う活動は、労力も多いものであると理解しております。そんな中で、講義を依頼するのは大変悩ましいのですが、この活動の意義を感じていただけると幸いです。

たくさんのこども達の輝かしい未来を信じて、丁寧に活動してまいりますので、たねまきめぶきの活動をご理解、ご支援の程、何卒よろしくお願いいたします。

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