コンセプト

たねまきめぶきは、こども達が10年後の自分を想像するためのきっかけづくりをしたいと考えています。
大学教授や研究者の皆様のお力を借りて、こんな世界があるんだ、こんな考えって面白い、これって本当はこうなんだ、という発見や気づき、さらにはこんな研究をやってみたい、こんな学問を学んでみたい、こんな世界になるといいな、など新しい興味や希望が得られることをめざしています。

◆大学教授や研究員が講師である理由◆
教科書や図鑑に載っていることでも、こども達がすでに知っている内容でも、専門の先生方が説明するとなぜかもっとリアルに、もっと魅力的に聞こえます。理由は簡単、今、それをだれよりもおもしろいと思っていて、楽しみ方を知っているのはその先生だからです。
なんで学校で勉強をするの?この科目はなにが面白いの?大人ってなんでも知っているの?大学って何をするところなの?そんなこどもの素直な疑問の答えは、先生方とコミュニケーションをとるとすぐに感じ取ることが出来るはずです。先生がいる大学に進学したい、と考えるようになるかもしれません。

◆年間プログラムである理由◆
ときには宇宙の話を聞き、ときには法律の話でディスカッションをするなど、継続的にまったく違う世界に触れることで、多様な価値観や多面的な考え方を身につけるきっかけになります。こどもや保護者の皆様自身が興味ある分野だけでなく、たくさんの分野の学びを各個人で用意するのは、なかなか難しいのではないでしょうか。

◆オンラインである理由◆
日本全国に様々な大学や博物館などの学べる施設があり、それぞれで小学生向けのイベントも用意されています。実際に、見て触れられますし、現地へ行くのが一番魅力的ですが、一方でそこまで足を運ぶことが難しい場合も多いのではないでしょうか。好きなことならまだ機会を設けられても、今まだ知らない世界がたくさんあるこども達に知るきっかけを与えることは簡単ではありません。オンラインの場合は、各地にわざわざ行かなくても先生に会うことができます。まずはその興味の入り口を知るきっかけとして、オンラインで楽しんでみてほしいのです。日本国内にとどまらず海外の先生と交流することもしていますが、これは、オンラインだからこそ実現するのです。

◆こどもが楽しくなる工夫◆
オンライン授業を集中して受け続けることは、大変なことです。
たねまきめぶきでは、長いお話をできるだけ避け、こどもたちと先生がコミュニケーションをとることを中心に進めます。適宜、ナビゲーターのたねさんが、こどもの様子を見ながら興味がわくようサポートします。