小学生向けオンラインワークショップ(Zoom)
実施日時:2022/5/14(土)10:00~11:00
終了しました!
今から100年以上まえ、日本から外国へと焼き物を売るためにがんばった兄弟がいました。多くのライバルたちがなかなか上手くできないなか、森村兄弟の会社は大もうけします。どうして成功したのでしょうか。そのすごい作戦を学びましょう。
【お金もうけの歴史博士 宮地英敏先生プロフィール】
九州大学 附属図書館付設記録資料館 産業経済資料部門 准教授
2004年3月 東京大学大学院 経済学研究科 経済史専攻
博士課程単位取得満期退学
2007年3月 博士(経済学 東京大学)の学位を取得
2004年4月 東京大学大学院 経済学研究科 助手
2006年4月 九州大学 附属図書館付設記録資料館(旧石炭研)
九州大学大学院比較社会文化学府 日本社会文化専攻
産業資料情報講座
2014年4月 九州大学大学院地球社会統合科学府 地球社会統合科学専攻
先生の現在の活動を見られるサイト・書籍をご紹介します。
【HP】
★宮地英敏の書斎(先生のHP)
★九州大学HP
【書籍】
★明治最大の政変劇の内幕
宮地英敏・思索の旅-明治14年政変編
実施報告
宮地先生は、2021年度から2回目のご登壇でしたが、今回は少しテーマを変えて「ノリタケ」のブランドで有名なモリムラブラザーズの歴史についてお話いただきました。
鎖国時代が終わり、海外との貿易が可能になった時代に、日本の商品を輸出することを考える兄弟。商品は、陶器。幾度も、困難にぶつかりますが、そのたびに進むべき道を考えて乗り越えていく兄弟の姿は、今の時代にも通じるものが多くありました。
「経済」「歴史」など、こども達にとってはまだなじみのない世界でしたが、宮地先生ができるだけやさしい言葉で説明してくれたおかげで、これからの「たね」をまけたのではないでしょうか。
資料をお貸しくださった森村商事株式会社の皆様にも感謝いたします。
受講者からの質問はこちら↓
・日本が開国する前は、どうやって物を仕入れたりしたのですか?
・なぜ、当時100円は紙だったのですか?
・中華街は、いつくらいに出来たのですか?
・(開国当時)外国の商人とはどうやって会話したのですか?
・花瓶は何円くらいで売っていたのですか?
・当時の車はどのくらいの値段でしたか?
・なぜ昔は車が安かったのですか?