タイトル
「涙のでないタマネギ~さわってみよう、切ってみよう、食べてみよう」
涙のでないタマネギ、切りました!食べました!
「甘い!リンゴみたい!」「ぼくはやっぱりからい!」「私はおいしいけど、妹は苦手みたい!」などいろいろな感想が聞かれました。見た目やにおいについてもいろいろな感想が。
たねまきめぶきには、「猫好き」「昆虫好き」「車好き」などいろいろな子が集まっていますが、「野菜好き」はいませんでしたので、じっくりタマネギを観察したのは初めての子も多かったのではないでしょうか。多くの人がそうであるように、タマネギは涙がでるものであり、そういうもの、として自然に受け入れていたのではないでしょうか。
でも、博士の先輩は、ニンニクとタマネギの小さな違いを見逃さず、「なんで?」と思って「理由を見つけてみる」ことに決めたそうです。その研究はイグ・ノーベル賞をとり、さらに、理由が分かった後、その特徴を持ったタマネギを探して増やすために、何年もかけてチームで「探してみる」「植えてみる」をつづけたそうです。新しい商品、新しい発見というかっこいいお話の裏には、人々の「やってみる」がたくさん隠れているのですね。
受講者からの質問はこちら↓
・もらったタマネギは、涙のでないタマネギ1号の孫ですか?ひ孫ですか?
・普通のタマネギの皮からはカレーの出汁が出ますが、スマイルボール(涙のでないタマネギ)からも出ますか?
・スマイルボールの一番おいしい食べ方はなんですか?
・タマネギの種はどこにできますか?
・ぼくは辛く感じたのですが、それはなぜですか?
・どうやって第1世代のスマイルボールがうまれたのですか?
・ねぎぼうずって食べられるのですか?
・生たまねぎを食べすぎると胃が痛くなりますが、スマイルボールは痛くならないですか?
・スマイルボールは一つの酵素がないことで、栄養はかわりますか?
・スマイルボールから辛みが全くなくなる時は来ますか?
・スマイルボールに合わない料理はなんですか?
・スマイルボールはスーパーで買えますか?