〔2023年度〕ゲーム理論博士 鎌田雄一郎先生による「算数で社会の問題をとく!」

9/23(土)13:00~14:00 終了しました!

実施報告

『16歳からのはじめてのゲーム理論』『雷神と心が読めるヘンなタネ こどものためのゲーム理論』など、こども向けにゲーム理論を解説した本を出された鎌田先生のワークショップは、ゲーム理論ってなあに?というところを丁寧に教えていただきました。
こども達も、なんとなく「たぶん、あのゲームではなさそうだ」というのは感じていたようですが、まさか「結婚」に関わることまで関係するとは驚きだったようです。
算数の力があがれば、意中の人と結ばれるということではなかったのはがっかりしたかな?(笑)
そのほか、チキンレースの勝敗についても、大人もうなるような結果がゲーム理論で証明されているとのこと。今回もまた、じわっと染みる面白さがありました。

プロフィール

ゲーム理論博士
鎌田 雄一郎 先生

カリフォルニア大学 バークレー校 ハース経営大学院 准教授

1985年神奈川県生まれ。
1997年横浜市立港南台第二小学校卒業
2003年開成学園卒業
2007年東京大学農学部卒業
2012年ハーバード大学経済学博士課程修了(Ph.D.)
イェール大学ポスドク研究員、カリフォルニア大学バークレー校ハース経営大学院助教授を経て、テニュア(終身在職権)取得、現在同校准教授
2021年1月より東京大学経済学研究科Global Fellowを兼任
専門は、ゲーム理論、政治経済学、マーケットデザイン、マーケティング
著書に『ゲーム理論入門の入門』(岩波新書)、『16歳からのはじめてのゲーム理論』(ダイヤモンド社)。近刊に、小学生向けにゲーム理論の面白さをストーリー+解説で書いた『雷神と心が読めるヘンなタネ こどものためのゲーム理論』(河出書房新社)がある

ホームページ

【著書】
雷神と心が読めるヘンなタネ : こどものためのゲーム理論
16歳からのはじめてのゲーム理論 “世の中の意思決定”を解き明かす6.5個の物語

ワークショップ内容

算数で社会の問題をとく!

社会では様々なアクターがお互いの出方を考えながら意思決定をします。会社どうしがお互いの価格戦略を読み合ったり、国同士が交渉ごとをしたり。はたまた、先生がテストに何を出すかを生徒が当てようとしたり。
このように、複数の意思決定者がお互いの出方を読み合いながら行動をするときに何が起きるかを予測・説明するのが、ゲーム理論です。その分析のツールは、数学。
つまり、ゲーム理論は、数学を使って社会や経済の問題を考えるという分野なのです。
私は、小学生の時は算数が好きでした。でも、算数で物理法則が分かるくらいは想像が及んだものの、まさか社会のことが分かるなんて思ってもいませんでした。
そしてゲーム理論を研究していると、おもしろい! ワークショップでは、クイズやゲームを通して、そのおもしろさをお伝えできればな、と思います。
ゲーム理論をマスターすると、相手の立場に立って考えられる人になれるかも?!

過去の実施記録

New Program!

2023年度に新しく参加してくださる博士です!
日本では、こども達が算数の先にあるものの学びを得る機会はとても少ないと思うので、貴重な回になりそうです。
最近は、マネー教育が盛んになりつつあるものの、ゲーム理論についてのワークショップはまだまだ経験したことがない分野ではないでしょうか。話題の図書を書かれた鎌田先生が、こども達を巻き込んでくれるのを楽しみにしています!