12/16(土)18:00~19:00 終了しました!
実施報告
毎回、こども達に人気の赤ちゃん博士ですが、今年で3回目。昨年も受講して、今回さらに追加の質問をした子も。日常生活において、博士と継続的にお話することはまずないので、きっと質問できるのを楽しみに待っていたのだろうと思います。
そして、7月に実施したたまご博士の時に疑問のまま残っていたことを、今回赤ちゃん博士にぶつけてみた子もいました。いろんな博士に聞いてみることで、同じ質問でも違った視点の答えが返ってくることがあるので、まさにたねまきめぶきらしい瞬間だったと思います。そして、先生が見せてくれたドラマ撮影の裏側についてもみんな興味津々!とてもいい時間になりました。
プロフィール
赤ちゃん博士
今西 洋介 先生
一般社団法人チャイルドリテラシー協会
小児科医・新生児科医。一般社団法人チャイルドリテラシー協会・代表理事。
小児科学会専門医、周産期新生児専門医。
石川県金沢市生まれ。2006年富山大学卒業。大阪大学医学系研究科環境医学(旧公衆衛生学)所属。
講談社モーニング連載コウノドリの漫画・ドラマの取材協力医師をを務めた。ドラマでは俳優・大森南朋さんが演じた新生児科医・今橋貴之のモデルとされる。日本小児科学会健やか親子21委員。三姉妹の父、育休取得済み。m3(エムスリー)外部執筆者として公衆衛生学の視点から周産期医療の現状について発信。
ワークショップ内容
赤ちゃんといのち
赤ちゃんって何?命とは何?
赤ちゃんってかわいいですよね。小さくて、いい匂いがして・・・
身近に赤ちゃんがいない子も多いと思いますが、生まれたばかりの赤ちゃんがお世話になる病院の今西洋介先生が、「赤ちゃん博士」として赤ちゃんの魅力を教えてくれます!
保護者の皆さんも、「そうだったの?」なんてお話もあるかもしれませんね。
是非、家族でいのちについて話す時間のきっかけにしてみませんか?
過去の実施記録
・2021年度
・2022年度
お医者さんの役割について、「病気を治すだけではない」と先生はおっしゃいました。「親子関係をつくるのも僕たちの仕事」「世の中で困っている人を助けることもする」とのこと。自分たちが「おめでとう」ということによって、早産で小さく生まれた子のお母さんも前向きな気持ちになり、こどもを大切に思えるようになる、ということでした。これは、経験していなければとてもわからないことです。私自身、出産時のことを思い返し、実は周りの人々に、こどもを愛することを導いてもらっていたことに気づかされました。
そして、こどもからの質問に対して、「赤ちゃんは未来だから」と表現してくださいました。この言葉に限らないのですが、愛に溢れた表現で終始先生の考えを伝えてくださり、小児科医のお仕事の魅力が存分に伝わった時間でした。