小学生向けオンラインワークショップ(Zoom)
実施日時:2022/11/26(土)10:00~11:00
終了しました!ワークショップの様子は、ページ下部に記載しています。
サーベルタイガーという名でも知られるスミロドンも、地球上から姿を消してしまった動物のひとつです。北アメリカのハンターであったスミロドンがいったいどのような暮らしをしていたのか、最新研究に迫ってみましょう。
【化石ねずみ博士 木村 由莉先生プロフィール】
国立科学博物館 地学研究部 生命進化史研究グループ
少し大人用ですが、先生の活動が見られるサイトを紹介します。是非アクセスしてね♪サイトを紹介します。是非アクセスしてね♪
☆国立科学博物館 研究者紹介ページ
☆【国立科学博物館公式】かはくチャンネル
実施報告
スミロドンについてのワークショップは、今回で3回目。第1回目はもう1年以上前になりますが、その時のワクワクが、さらに大きくなる時間でした。
スミロドンといえば、とても目立つキバが印象的で、まずはキバことについて知りたいですよね。第1回目がそうでした。しかし、研究者の皆さんの興味はもちろんそれだけにとどまることはありません。穴の一つをとっても、場所や形、大きさで、意味がかわってくるのだそうです。同じ肉食でも、スミロドンの歯と恐竜の歯は全く違う・・皆さん気づいていましたか?
シカとウマも、全く違う歯を持っているそうですが、動物園などでそこに注目して観察したことはありますか?世の中を見る目が変わる、そんな時間でした。
こども達も、スミロドンのホネ消しゴムを手にしながら、「注目すべきところは、細かくたくさんあるんだ」ということが分かったのか、「これは何?」という質問が多く出ました。今日もいい気づきがあったようです。
受講者からの質問はこちら↓
・頭のホネの後ろ側にあるくぼみは何ですか?
・顎のさきにある4つのくぼみは何ですか?
・鼻の穴の横にあるくぼみは何ですか?
・スミロドンの歯は、なぜ2本か3本しかないのですか?
・スミロドンの脳は、どこに入っているのですか?
・犬歯は、(頭のホネの中に入っていますが、)どこまでつづいているのですか?