小学生向けオンラインワークショップ(Zoom)
実施日時:2022/3/26(土)10:00~11:00
※2021年度の最後の回でもありました!
終了しました!
日常的に目にするキャベツ。
小学生のこども達も、キャベツを見たことがない子はいないのではないでしょうか。
では、キャベツを観察したことのある子はどのくらいいるでしょうか。キャベツに限らず身の回りのものを観察する機会は、どのくらいあるでしょうか。身の回りの不思議についてどのくらい気付けるか、大切なことだけれど、つい後回しにして見逃してしまう。
博士と一緒なら、そんな”見逃し”はありません。博士と一緒にキャベツの観察を楽しみましょう♪
【キャベツ博士 渡辺正夫先生プロフィール】
東北大学大学院生命科学研究科 教授
愛媛県今治市生まれ
1988年 東北大学農学部農学科卒業
1990年 東北大学大学院農学研究科前期課程修了(修士)
1994年 東北大学にて博士(農学)
東北大学農学部助手、岩手大学農学部助教授を経て、現在に至る。
大学での研究で世界トップを目指しながら、小中高生への出前講義も行っている。
先生の活動が見られる
サイトを紹介します。
是非アクセスしてね♪
☆渡辺先生の研究室HP
実施報告
手元にキャベツを用意している時点で、小学生のみなさんはワクワクしているようでした。キャベツでいったい何をするの?という様子。
そしてお話が始まり、先生から、ヒマワリと全然違うよねといわれても、最初は、なぜヒマワリと比べるのかということもよくわからない様子でした。普段、野菜という食べ物としてしか見てこなかったキャベツと、ヒマワリを比べることは、それだけで目からウロコだったようです。
そして、実際に触って、葉をめくって観察しているうちに、だんだんと「植物」にみえてきたのか、自然と「花は咲きますか?」という質問になりました。
小学生のこども達は、「これはこういうもの」という認識をしたらそのまま疑問を持たないことが往々にしてあります。よく言えば素直なのですが、立ち止まって疑問を持って確認してみる、という面白さを知ることができた時間だったのではないでしょうか。
また、お話の中、質問への回答の中に、先生の金言がたくさん含まれていて、2021年度を卒業するメンバーにとっては、とても良い最後の時間になったと思います。
受講者からの質問はこちら↓
・キャベツは花がさくのですか?
・キャベツはヒマワリのように大きくなるのですか?
・脇芽はどのくらいお水につけたらキャベツになりますか?
・一番好きなキャベツのお料理は何ですか?
・先生は最初、砂漠でメロンを育てることを考えていたのに、どうしてメロンではなくキャベツの研究にしたのですか?
・どんな勉強をしたら先生のようになれますか?
・先生は、ロールキャベツよりとんかつの横にあるキャベツの方がおいしいと思いますか?